世田谷区 下高井戸の
靴修理専門店 修造です。
MANNINA(マンニーナ)オールソール カウンター ライニング
今回はマンニーナの修理をさせて頂きました。
修理前の状態を撮り忘れてしまいましたが
ソールが割れていました。
なので今回はオールソールをさせて頂きます。
重厚感のあるお靴でしたのでソールの厚みも10㍉と
元と同じ厚みにて行います。
今回の割れてしまっていたソールですが
そもそもソールはなぜ割れてしまうのか
といった原因をご説明させて頂きます。
割れる=
久しぶりに履いたことで固くなっていたゴムが
歩いたときによる屈曲で割れてしまう
Or
ソールが薄くなった事で穴があきそこから割れていく
Or
ソールの種類がゴムではなく
ウレタン、塩化ビニール、TRの経年劣化で
ボロボロ崩れて割れる
3種類のどれかが基本になります。
今回でいうとソールはゴムでしたので
3番目は違ってきます。
では1番か2番ですが
今回はゴムが固くなっているようではなかったので
答えは2番になります。
よくみるとソールの真ん中が薄くなっています。
この薄くなった部分から
亀裂が入り割れてしまったということになります。
【修理前】
ウラ面
【修理後】
これで完成です。
ソールがもしも薄くなってきた際はオールソールではなく
ハーフソールといい
半分だけソールを継ぎ足すことができます。
オールソールですと料金がお高めになってしまうのと
分解を行うためお靴に負担もかかってきます。
なので薄くなってきたら穴があくまえに
お越し頂けたらと思います。
【ハーフソール例】
この度はありがとうございました!