ONITSUKA TIGER （オニツカタイガー） かかと修理 かかと破れ縫い ハーフソール

世田谷区　下高井戸の

靴修理専門店　修造です。ONITSUKA TIGER　（オニツカタイガー）　かかと修理　かかと破れ縫い　ハーフソール

今回はオニツカタイガーの修理をさせて頂きました。

オニツカタイガーのソールはアッパーに対してソールが小さめでかかと部分には型崩れ防止の芯材が入っていないため長年履いているとかかと部分がソールに食い込んでアッパーが垂れ下がってきます。

たれ垂れ下がったまま履いていると地面に擦ってしまい破れてしまうので少し垂れ下がってきたなと思ったら加工させて頂けたらと思います。

また、ソールがすり減りすぎると滑ったり修理が高額となるのでソールを保護のためにもハーフソールを貼らせて頂きます。

【修理前】かかとのアッパーが垂れ下がって地面に擦れて破れています。

幸い破れ方が致命的ではなかったので革をあてがうなどせずに元の革を張り合わせて縫い付けます。

縫い付けた後にまた同じように擦ってしまわないようにかかとのソールを元より一回り大きくかかとを貼り付けます。

ソールはこのくらい削れて来るとかなり滑りやすくなります。またつま先部分のサイドゴムとの境目が削れすぎてしまうと修理が高額となってしまうのでこのあたりで補強をおすすめさせて頂きます。

【修理後】

破れていた箇所は接着剤＋縫いで保護されました。

かかとを一回り大きく加工させて頂きこれ以上アッパーが垂れ下がらないように防止してあります。

ハーフソールを貼るとこのようになります。

こちら元のソールにハーフソールを貼った場合どうしても元との素材の硬さが変わってくるので歩いた感触が硬さはでてしまいます。履き慣らすことで多少なじんできますが履き心地は変わってしまうのがこちらのソールにハーフソールを貼る上での注意点になります。

完成です。

これでこれからも長く履いて頂けます

ありがとうございました!

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