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Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

更新日:2023年10月10日

靴修理専門店修造です。


今回はJalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティールさせて頂きました。


今回のオーダーは糸部分は見栄え的に残したい

ハーフソールは好きじゃないけど長持ちさせたい

つま先はスティールにて補強したい

というオーダーでした。


ご自身で1.8mmのビブラムハーフソールを貼られたそうです。

ですが守りたいソール部分までは足りておらず

接着剤はシールタイプなので剥がれやすいです。


1.8mmの段差がつま先手前にあるため

つま先部分が逆に削れやすくなっています。


ハーフソールが1.8mmソールから出ているため

歩いている際に引っかかりやすいです。


それではしっかりと補強を行います。

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール








今回のオーダーを元にこのようにさせて頂きました。


糸のギリギリまでハーフソールを貼らせて頂きました。

つま先にもスティールを取り付けました。


新品時にハーフソールをご自身で貼っていたため

ソールのラウンドはしっかりと残っていました。

そのため糸に被せてハーフソールを貼らなくても

この仕様でもソールを保護することができています。


仮にソールの真ん中部分がかなり削れている状態で

ソール面がほぼ垂直ですと糸まで被せないと

ハーフソールが剥がれやすいでしょう。



Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

ソールを1mm程掘りハーフソールを埋め込んでいます。

ハーフソールの端は斜めに漉き加工をいれ丸みを出しました。

こうすることでハーフソールのエッジが飛び出ず

剥がれにくくなっています。

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)加工ハーフソール スティール

ありがとうございました!

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